「じゃないほう」物語 HSTR死闘編 1
何度目かのJTRイベントが終わり、ギルドでのJTR所有者がようやく半数を超えた2018年10月26日(日本では27日)、いよいよF1RST ORDER DEFECTORS(FOD)によるHSTRへの本格的な挑戦がはじまりました。これから挑戦しようとしているギルドの皆さん向けにその過程を成功と失敗の両方を含め、なるべく詳しくまとめていこうと思います。
ここまでの流れ
ちょっと前まで、使えないプレイヤーの集まり的な扱いを受けていた集団ですが、元からFODに在籍していたメンバーを中心に、ギルド合併後にFODに加入してくれたメンバーたちと一緒に力を合わせて、HSTRへ挑戦するまでに成長できました。時間はかかりましたが、中心的なメンバーが抜け、そのかわりに適当なプレイヤーばかりを集められたギルドだったのがようやく時代の流れに追いつきつつあるといったところでしょうか。かつての中心的メンバーだった私は、最近まで上位ギルドで遊んでいましたが、やはり根はFODのメンバー。今まで一緒にやってきたメンバーたちを見捨てるようなやり方は好きではありません。確かに下位ギルド的扱いを受けるのにも理由はあるでしょうが、たまたまかなり強引な手法によって作り出された流れで「じゃないほう」にされただけで、本来は上位ギルドとして活躍していても問題はなかったはずです。
どうしても名前にこだわってしまう自分がいるし、いま在籍しているメンバーたちにも、上位に入れないからFODにいるというわけではなく、あえてFODという場所を選んでいる人もいるのです。実益よりも名を選ぶ、そんなメンバーも確かにいるのです。
そして、ギルド内のボロボロになった上位ギルド降格追放組、古参でありながら非協力的なメンバー、そして誰でも受け入れていた弊害としてのカジュアルすぎるメンバーたちを整理し、 次のステップへ進むことに成功したギルドでしたが、戦力的にはまだまだの部分があります。でも、数はそろったといえるので、あとは、各自が経験を積んで、調整すればなんとかなるという希望を抱くまでに至りました。
HSTR対策準備編
適当な育成ばかり(失礼な表現ですけど)してきたメンバーが多いことから、HSTR対策チームをギルドで指定して、それらを中心にした育成を心がけてもらうようにしました。そうしてからというもの、アリーナランクが上がった人が多数出てきました。これも思わぬ副作用でしたが、メンバーにとっては画期的な出来事だったかもしれません。大きなスコアを稼げる組み合わせは周回開始後に追求してもらうこととして、定番と思われる4つのチームを指定しています。おそらく、無課金でそろえられる最高の基本チームだとは思いますが、
1.JTRチーム
2.デストルーパー入りCHex Mix
3.ナイトシスターズチーム (MTまたはアサージリード、構成は自由で☆7が5体)
4.GMヨーダ ジェダイチーム(構成は自由で☆7が5体)
まずP1対策チームですが、定番のJTRと後に加わったヨーダのジェダイチームの二本柱です。JTRは後回しにしてきたメンバーが多いので、全員が所有という流れには至っていませんが、必要数はクリアしているので、間に合わない人はさっさとヨーダをゼータ化して、ジェダイチームに力を入れてもらっています。JTRだけでどうにもならないときのバックアップという意味もあり、キャラクター自体はほぼ全員が持っているので、装備レベルを上げればいいだけという手軽さもあります。装備レベルを上げるのも一苦労ではありますが、ゼロの状態から始めるわけではないので、準備にかかる時間は減るでしょう。ただ、高スコアを狙うにはヴィサスが必要だったり、多少のテクニックや速いMODも要求されるので、大変ではあります。
P2対策チームは特に指定せず、JTRで大きく削ることを前提にして、手持ちで適当にやってもらうという方針です。TBに力を入れていたメンバーはFOやフェニックスあたりを育成していることが多いので、それらでも問題ないと思われます。停滞しないような対策だけを考えることにしました。
2%を各自が目標として必要なだけチームを送るというのも一つ。あとは、達成できないなら、ここでDTとNSを除いた手持ちを全部吐き出してもらいます。勝手にP4のために温存と判断するメンバーもいると思いますが、2%を軽くクリアできるようになれば、自然に温存できるという考えで行きます。いずれにせよ、P2で2%がクリアできない程度の手持ちでは温存してもらったとしても大した意味がないですから、現実として。
P3はCHex MixがFODでは定番ですが、DTが準備できない人(これも信じがたいのですけど、30チームには達していません)は新たな定番となってきているNSチームで処理してもらうほかありません。もっとも、NSのほうがスコアが高くなる可能性もありますので、できる人はNSで大ダメージを狙ってもらうほうが攻略成功率が高まるでしょう。いずれにせよ、何が起きるかわからないので、DTもなるべく多く準備してもらっています。それに、NSはP4でも使いますから、ある程度は温存する必要があります。
P4はDN対策としてNSチームをなるべく多数用意してもらっています。まだゼータが付いていないメンバーも多いため、どこまで行けるかはわかりません。攻略成功までに時間がかかると思うので、必要なゼータを集めつつ、対応してもらいたいと思います。このためにTWで120MアクティブGPを達成することが重要になるわけです。何もしなくても得られるゼータの数が倍増しますからね。
とにかく、質より量ということで、数がそろったら挑戦しながら装備レベルやモッドを調整してもらいます。大事なのは、あきらめずに何度もやること。そうすれば徐々に慣れてくるメンバーが増え、スコアもどんどん伸びます。そして、失敗するのが当たり前だという思いです。ノーマルSTR地獄にはもう戻りたくないという気持ちも大事です。
ヒロイック→T6という予定を立てていましたが、ノーマルSTRの参加率と内容を見る限り、T5ぐらいでちょうどいいかもしれません。ストレス解消ですね。あと、どうせオートで流す人ばかりなので、T6だとHPが半減してもちっとも終わりませんので、余計にウンザリするメンバーが増えることから、T4あたりでサクッと終わらせて、装備を少しゲットし、貰ったトークンで強化をはかりつつ先へ進もうと考えています。T4なら1日で終わるぐらいのレベルですからこれは本当に息抜きです。 24時間のゼロダメ期間を設けますので大丈夫でしょう。どうせT4もT5も報酬面では大した差はないので、ストレス解消を優先します。
FODのフェイズごとの戦略
ここで、FODがとった戦略をまとめてみます。とはいっても、代わり映えのしないものだと思います。フェイズ1戦略
フェイズ1では、まずJTRを使うかジェダイを使うかは各人に任せるとして、とにかく4%以上のスコアを狙ってもらいます。最初はなかなか難しいとは思いますが、これが第一の壁です。最初は2%でもいいので少しでもBB8のスピードを上げることを考えると良いと思います。ジェダイに関してはGMヨーダのゼータ化がカギとなるでしょうか。あとは、同じく一部キャラを除きスピードです。もしも、ジェダイチームが4%をクリアできるなら、JTRはP2用に温存でも構いません。初めは練習を兼ねて、2つのチームで4%目標でもいいでしょう。ここでJTRをどれだけ残せるかで、P2の難易度が変わってくると思います。フェイズ2戦略
フェイズ1で残ったJTRをまず投入します。そして削れるだけ削ったら、他のメンバーの出番です。目標は各自2%で、それを達成するために複数のチームを投入してもかまいません。2%達成が不可能なメンバーはDTとNSを除き、全ての手持ちをここで消費してください。温存しようと考える必要はありません。2%達成できるメンバーの手持ちが残るので、それは無用な心配です。慣れれば1チームで2%達成できると思います。ただ、JTRを投入したメンバーは5%目標となります。JTRで3%、他で2%という感じですね。仮に2%を達成したあとでも、自分で設定したP2対策チームが余っているならすべて投入してもいいでしょう。一番大事なのは、とにかく少しでもスコアを稼いでもらうこと。あきらめるなら何もせずあきらめるのではなく、全部投入してからあきらめてもらいましょう。P2が突破できないと先に進めませんからね。メンバーの多くはP4のためにチームを温存しないといけないと考えるらしいのですが、ここでスコアを稼げないチームがいくらあっても、さらに仕組みが厳しくなるP4でさほど役に立つと思えません。
時間を決めて、一定時間が過ぎたら手持ち全てで攻撃なんて手法もありますが、私たちは時間帯が合わないので、各自が決められた数値目標に向け努力する形を採用します。だめなら、最初から全部投入してもらえば全体でタイミングをはかる必要はありません。また、手持ちを投入していく過程で自分にとって有効なチームが見つかるかもしれません。要は、ここで停滞させないためにも攻撃です。
個人的にはP2をいかに早くクリアできるかが勝負だと思っています。ここでストップすると、勝手にあきらめて何もしなくなる人が増えるのはAYで経験済みです。基本、P2は変なギミックがないので、有効なチームもP1に比べたら多く、本来なら全員が攻撃すれば確実に先に進めます、たぶん。
フェイズ3戦略
とにかくCHex Mixです。足りなければNSを投入します。できれば高スコアを記録できるNS数チームで終わらせるのが理想だと思いますが、 多少の練習が必要なので、最初から狙うのは無理かもしれません。なれたらそれこそ4チームぐらいで片付くのではないかと思います。そうなったら、DTすら必要なくなりますね。ここまで来れたら攻略まで時間はそうかからないでしょう。フェイズ4戦略
DN対策はNSで問題ありません。DNを倒したらあとは残存チームをどんどん投入するだけです。ここで足りなくなるようでしたら、各自がきっちりと手持ちをG7まで育成するとか工夫をしてもらうしかありません。いずれにせよ、NS以外の対策チームは念頭に入れる必要はありません。数の勝負です。で、実際はどうなるか予想
これだけのことを理解してもらうのに時間はかかるものです。流れとして、P1をヘロヘロになりながら突破してP2でダメージが通らず絶望して停滞の繰り返しが続きます。これを防ぐために2%目標を掲げ、全員が自分の時間で攻撃できるように考えたわけですが、攻撃をしないという選択肢を多用するメンバーがどのみち出てきます。エース格になる人は、途中で何が足りないかを把握し、それを解決するようにしてくれるわけですが、全員がそうなるとは限りません。協力的なメンバーがどれだけいるのかというのもポイントになります。戦力的にはP2さえ突破できればあと一歩ですね。失敗が続くとストレスがたまるので、あえて低いTierのSTRを楽しんでもらう必要もあるかもしれません。T6→ヒロイックという流れは、報酬的に理想ではありますが、個人的にはうんざりです。
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