ギルド合併「じゃないほう」FOD物語 5
FODとAY、同盟のこれから
「じゃないほう」のギルドとしての役割を与えられ、数々の現実の理不尽さに耐えてきた主要メンバーたちには本当に頭が下がります。まだまだ苦難の道が待っていますが、おそらく乗り越えられるでしょう。また、HSTRという環境が整えば、AYで肩身の狭い思いをしているTW嫌いの中堅層FODメンバーの受け入れも可能になるでしょう。彼らが現在得ている報酬に比べてレベルは下がりますけど、それがいやならAYの要求を満たすほかありません。彼らだって追放されるリスクも日々大きくなっているのです。極端な話、私が戻るだけで誰か1人が追放されますからね。でも、せめてHSTR周回ギルドになっていないとかわいそうなので、もう少しFODに付き合います。追放されるレベルの人は大して活躍できないのが分かっていますので、彼らをHSTR攻略の一助とするなんて望むべくもありません。
AYとしてもTBが完全制覇できたらTW常勝を目指すと思うので、その際に邪魔になるアリーナランクの低い人やTW嫌いを公言する人たちは追放したいのが本音です。ですが、FODがオメガではなく、方向性が違うだけのアルファギルドとなれば、追放される人も安心だと思います。
本来、このような規模の小さい同盟では、戦力の平均化がキーだと思うのですが、全く考慮されていませんので、片方が努力するしかありません。多ギルド運営の理想として、トップ、中間、カジュアルの三部門が揃っているほうが選択肢が増えるので楽だと思います。2つだけのギルド同盟では一極集中しか選択肢はないのでしょうか。
トッププレイヤーたちにしてみれば、カジュアル連中に足を引っ張られ続けたという経緯があるし、その他のメンバーにとっては他力本願でも何とかなっていた過去があります。でも、それもHSTRで終わりました。よほどのトッププレイヤーでない限り、数人でクリアできるような内容ではないからです。他力本願が通用するのはよっぽど上のギルドだと思いますし、カジュアル勢は加入すらさせてもらえないと思います。
だからこそHSTRを主軸において、全体を強化するほうが小さい所帯には適していると考えてしまうのですが、トップ連中にはカジュアル憎しに似た感情も多少はあると思うので、たまには自分たちで努力しろと言いたくなることもあるでしょう。
ただ、私が気の毒に思うのは、AYのトップ30以下とFODのトップ20はほぼ同レベルなのに、FODにいる人だけ割を食うということです。もっと中間層に目を向けてあげないと、人はどんどん減る一方でしょう。現にHSTRの準備ができているクラスでありながら、下位扱いされていた人が他所に行ってしまったケースが多々あります。逆にAYからFODに落とされた同クラスの人があっという間にやる気を失って引退したケースもあります。やはり格差が大きすぎるのでしょうか。そうなると、FODに残るのは適当にやっているだけで満足できる人たちだけということになりかねません。
新コンテンツに翻弄されるギルドとメンバーたち
新コンテンツが登場するたびに多くのギルドに悲劇が訪れています。なにはともあれ、たかがゲームですので、そこまで熱くなる必要もありません。多くのプレイヤーの本音として、楽して報酬が得られればそれでいいのです。TBも全体のGPがある程度の水準に達すればどんどん楽になります。GPさえあれば、適当にミッションをこなして、配置すればある程度の星が得られます。ですから、ギルドのGPが165Mに到達した時点で本腰を入れたって遅くはありません。それぐらいないと完璧にこなせないのも事実です。DSTBならもっと必要ですね。
最上の報酬を得たければ、厳しい要件を満たしたうえで、楽はできませんがAYに行けばよいだけですし、ある程度で満足できる普通のプレイヤーならFODにどうぞ!と言える環境を作りたいと思います。次のJTRイベントですべてが変わることでしょう。
「君が復帰してきてくれたおかげで、ギルドが大きく進歩したのが目に見えてわかるよ」こんな言葉をオフィサーの一人がかけてくれました。ウェブサイト運営者という立場を使って、かなり強引に進めた部分もありましたし、独りよがりな部分もあると思います。でも、現状より悪くなることはないです。 HSTR攻略で結果が出ればわかってくれると思います。
また、AYの名誉のために書いておきますが、私は彼らの方針が間違っているとは思いません。誰にも邪魔されることなく突っ走るのもたくさんのプレイヤーにとっての理想だと思いますし、それによって貴重なフィードバックをその一歩後ろの人たちがもらえるという事実があります。例えば、アリーナで使えるユニットの情報とか、レイドでのハイスコアの出し方などはそれを実験できるだけの手持ちがないとできないことですから、ここは実験をしてくれるトップメンバーたちに感謝しないと失礼です。
Youtubeで公開されているようなやり方はテストアカウントで最高の状態でしか実現しないものが多々あり、普通のプレイヤーには無縁でしょう。確かに私は自分がトッププレイヤーではないので、批判的なスタンスに立ってはいますがギルドを引っ張ってきたメンバーの一人として彼らの気持ちもわかります。
トッププレイヤーたちが集まれば、振り返っている暇もあるとは思えませんし、自分たちの競争力を高めないと、彼らのレベルでの楽しさは追求できません。ですから、このまますべてのコンテンツを制覇する勢いで邁進してほしいと思います。
そして、近い将来、AYでもギルド内で格差が生まれると思います。そして、ギルドの目標に合致しないプレイヤーをなんとかしたいという事態が生じるでしょう。移籍先は墓場的な場所ではなく、自分の本当の実力に見合った場所であってほしいと思います。FODがそれに応えられれば、いいのですけどね。墓場は別に用意してありますので・・・
まだまだ、苦難の道が待ち受けていますが、少しでも前進できるよう、微力を尽くしたいと思います。そして、いつか「じゃないほうでよかった」と思える日が来ることを期待します。まずは、たまにしか実現しないTWにおける120MアクティブGPがコンスタントに達成できればいいと思います。
ただ、現状では達成できたり、肝心なところで誰かが抜けて達成できなかったりと不安定なので、これをいかに乗り越えられるかがポイントでしょう。あまり達成できないと、その時点でギルドを去ってしまう人も出てきますし、原因となった人たちを排除したところで、余計にGPが減るという悪循環に陥ると面倒です。TWというちょっと前の新コンテンツにFODも翻弄されているわけです。TWはますます嫌いになる人が増えそうです。嫌いでも勝ち負けはどうでもよいFODなら問題はありません。
使えないキャラにも愛を
もう一つのアクティブGP達成のための解決策として、コアメンバーたちだけで120Mを用意するという手法があります。レベル1のキャラクターをどんどんレベル30ぐらいまで上げて大量に余っているスキル素材を使えるだけ使ってみたり、パイロットをG12にするなり、各自が底上げしていくわけです。さらに、レベル50まで上げればモッドが装備できるので、とりあえず予備モッドを装備すればさらにGPが上げられます。GPが2.5Mを超えているメンバーは、これらをもれなく意識してやっていますね。貴重な装備もいらないし、モッドも余りでOKですし、クレジットも毎日の銀河戦争で入手できる分だけつぎ込むことでどんどんレベルは上げられます。
ただ、GPを増やすためだけに全キャラレベル85にすれば、平均装備レベルが6ぐらいでも結構なGPになる予感がします。カンティーナとサイドバトルしかなかった以前に比べて、クレジットは比較的楽に手に入るようになりましたので、これは進めてもらうほかないかもしれません。3Mが無理なら2.5Mでもいいかもしれません。
できれば35名ぐらいで120Mに到達できればきっと安定するはずです。「各自のGPを3M以上」が次の目標かもしれません。それをやるとしんどい人が出てくるかもしれませんが、そうでもない限り、TW参加賞狙いを中心に据えたギルド運営はできません。
終わりに
いったい何を成し遂げたのかはまだはっきりしませんが、「じゃないほう」とはいえ、足を引っ張る古参メンバーたちを排除しつつ、まともなギルドへの道を歩み始めているとは思います。いい加減な人が多いと停滞します。別に自分のペースで遊ぶのは悪いことではありませんが、それならカジュアルなギルドを探してもらうほうが健全です。その人たちのためにサブアカウントまで作って、カジュアルギルドを用意したので、大いに使ってもらいたいと思います。どうせ行きたがらないと思いますけどね。残念ながらHSTR攻略へ舵を切ったので、そこら辺を感じ取って少しでも協力してもらいたいと思います。まだまだTWアクティブGP120Mを毎回達成ができてはいませんが、協力的な人はだんだんと増えていますので、いずれは何とかなると思います。カジュアル体質の特徴である他力本願はやめて、目標を各自がクリアしていくしかありません。3MGPの人間が増えれば楽になります。あと少しの辛抱でしょう。
HAATから始まったこの狂騒曲、次々と登場する新コンテンツのおかげで、まだまだ収束する気配を見せませんが、HSTRをクリアしてしまえば、おそらくいったんは解決します。攻略成功ギルドは増えているとはいえ、まだまだ絶望的なギルドのほうが多いでしょう。だから、今のギルドに希望があるうちに何とかしたいと思います。
HSTR周回というだけでは一流ギルドとは言いませんが、文句をつけようがないはずです。TBとかTWでは無茶苦茶弱いですが、そこを重点とはせず、レイドがきっちりこなせればいいのです。多くの人たちにとってエンドコンテンツ攻略は最も大事な部分ですし、そこでしか得られない報酬があるのですから、やるしかありません。
ようやくFODもHAATの際に受けたダメージが癒えつつあります。これでようやくギルドとしてのスタートラインに立てたのかもしれません。HSTRへ向けて今日も手持ちをゆっくりと強化します。「じゃないほう」が「もう片方」に変われるかもしれません。FODはAYの風下のギルドではなく、方向性が違うメンバーのためのギルドですと言えるぐらいにしたいものです。何でもやるのではなく、自分たちにできることをしっかりやるということから始めたいものです。最低限の労力で最大限の報酬を!で構わないと思います。最低限の労力を「何もしない」と解釈するメンバーは必要ありませんが。
ー 完 ー
※ 次はタイミング的に第2章 HSTR死闘編です。
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